「ワシは喧嘩に行くんと違う!花子と一緒に死ににいくんじゃ・・バカな子じゃがワシの子じゃ!」 この映画の題名にもなっている 「鬼龍院花子」 は、髙杉かほりが演じており商業映画はこれ一本しか出ておりません。劇中、彼女は鬼政に溺愛されバカで出来の悪い娘であまり目立たない存在でしたが、それが逆に濃い俳優陣の中にあって、先行きの不幸を象徴しているようでしたね。当初、自分は 「花子」 は夏目雅子と思っていましたが、彼女だったからこういう結末になったと思いますよ 無人となったかつての一家のもとへ「花子」からのハガキがポストに届いていました 「おとうさん おねがい たすけて」 この映画は、五社英雄監督の復帰作であると同時に、夏目雅子を女優として知らしめた映画であり、東映の任侠映画から新たな一歩を踏み出した映画でもあります。この映画のあと 「陽暉楼」「櫂」「北の蛍」「吉原炎上」 そして 「極道の妻たち」 と続きます 映画としては、ストーリーが弱く喧嘩シーンも軟弱で、同じ五社監督作品では 「肉体の門」 や 「北の蛍」 などの方が好きですが、何と言っても仲代達矢でしょうね~ この映画は仲代達矢の映画です! 「ONIMASA」 海外版DVDのパッケージになってます 夏目雅子さんが亡くなって30年・・・ この映画のわずか3年後に亡くなっています 享年28才・・・ ラストシーンは、演じた 「松恵」 というより 「夏目雅子」 が去っていくような後姿が印象的でした 五社英雄監督の荒くて熱い映画です! 是非、ご覧ください!
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Top reviews from Japan 5. 0 out of 5 stars こっ、これは日本映画史に残る名作だ!みんなに観てほしい Verified purchase これがもし海外が舞台の外国映画だったら『誰が主人公で、何がテーマで、何が言いたいのか、どこが見せどころなのか、よくわからない変な映画』って思うところなんだけど、なぜか面白い。この映画にそういうことを求めてはいけないんですよね、きっと。しいて言うなら『人生論なんて無意味。突き進むしかないんだから、突き進め』っていう監督の/俳優の生き様を見せつけられたのかなぁ。 どんな評価をされてきたのかと受賞歴を調べたら国内外の"作品賞"を一つも取ってないなんて!! !。でも私は黒沢映画と並ぶ日本の名作だと思います。夏目雅子、岩下志麻、夏木マリ、奇麗だった。日本の美だね。それだけでも名作。 11 people found this helpful AN Reviewed in Japan on February 17, 2021 3. 0 out of 5 stars 雰囲気はとても良いが面白くはない Verified purchase 鬼龍院政五郎の家、末永の家、須田の家などの建物や映像の雰囲気は昭和初期の雰囲気を感じられて良かったです。 夏目雅子さんと岩下志麻さんがとても美しいです。 でも、それだけかなぁ。 話としては面白くなかったです。 以下ネタバレありの感想↓ 幸せになった人が1人もいないし感動しませんでした。 政五郎と松恵が抱き合って泣くシーンも「レ◯プされかけたのに泣けるものなのかねぇ」とか思ってしまいましたし、有名な「なめたらいかんぜよ」も相手の両親の気持ちを考えると「そんな台詞を言える立場じゃないでしょ」と思ってしまいました。 見終わった後に微妙な気持ちになる映画でした。 3 people found this helpful 5. 0 out of 5 stars 立派な美術で成立した作品 Verified purchase TVでしか見たことなかったが、140分ほどのオリジナル版をようやく観ました。どのカットも違和感なく感心しました。この美術があってこそのこの映画。 すべてのスタッフの意気込みを感じます。よかったです。 4 people found this helpful 5. 0 out of 5 stars 夏目雅子さん綺麗ですね Verified purchase 久しぶりに見直しましたが、やはり夏目雅子さんは、美しいですね。亡くなった夫の実家で啖呵を切るところは凄みがあってすごい。仲代達矢さん、岩下志麻さん他の脇役の俳優さん含めいい映画です。 3 people found this helpful ケイト Reviewed in Japan on November 27, 2017 3.
1%、なかったと答えた人の割合は33.
映像に説得力があります! 五社監督独特の濃厚なタッチで描き、脚本やストーリーの楽しさというより映像の美しさが際立っています 男がいて、女がいて、そして五社英雄の性の匂いでむせ返る映画です! それでいて、物語全体は荒く力強く感じるのは、鬼政をはじめとする歌や松恵や花子などの生きざまを描いているからだと思います。切れ味鋭い剣で相手を斬るというより、重いナタで相手をなぎ倒すような映画です 鬼龍院花子(鬼政の娘)/髙杉かほり 松恵(鬼政の養女)/夏目雅子 鬼政/仲代達矢 幼い松恵(仙道敦子、後の夏目雅子)が高知の任客「鬼政」へ養女に迎えられるくだりから物語は始まります。そして、その松恵から見た鬼政とその娘花子の生涯を描いています 日本映画のパワーを見せつけられた映画です 意気込みを感じる映画です! 「なめたらいかんぜよ!」 喪服姿で啖呵をきるシーンが有名ですね 松恵の夫(山本圭)が、堅気にもかかわらずヤクザの抗争に巻き込まれて殺され、夫の実家で行われている葬儀に乗り込み、遺骨を奪ってくる場面です 「お前のようなヤクザ者の娘にくれてやるくらいなら、犬猫でも食わした方がマシじゃ、とっとと帰れ!」 そう突き放す夫の父親(小沢栄太郎)に対し、それまで才女の雰囲気を一変させ、凄んでひと言 「うちは、高知九反田の侠客「鬼政」の娘じゃき・・なめたら・・なめたらいかんぜよ!」 このセリフは、もともと原作にはなかったそうで、インパクトあるシーンを撮るのが得意な五社監督のならではの演出で見事でしたねえ~ 個人的な感想を言えば、内容はイマイチの映画だと思います。もともと生きざまを描いた映画なので仕方ないかもしれませんが、ケンカシーンなどのアクションが迫力不足でしたねえ~ただ五社英雄監督の気迫で押し切った映画です! 監督の熱さが映画に乗り移ったような映画です 映画の出来はともかく、このような映画は最近少なくなりました。今の映画は理にかなった優等生のようないい映画が多い気がしてなりません!もちろん商業映画ですから、多くの人に支持される、好かれる映画を作らざる得ない背景はあるのでしょうが・・・ この映画の夏目雅子は素晴らしかったですねえ~しかし、喪服姿のあの啖呵シーンがなければここまで評価されたのでしょうか? 「人間一生2万日、どうせ死にに来た世よ、なんちゃ未練はないきにぃ」 ラストちかくの鬼政のセリフで、織田信長の舞う敦盛のセリフ「人生50年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり」を思い出しました 隆盛を極めた鬼政一家もやがて傾いていきます 娘の花子はその象徴で、鬼政のもとを飛び出し、やがて身を落とし・・・大正、昭和の情緒ある風情に、父と娘の哀しい生きざまを見事に描ききっている映画だと思います!
ども^^ WBCも順調に勝ち上がりいよいよ準決勝です! 当初苦戦が伝えられており、心配されていましたが勝ち進むうちに投打の歯車がかみ合ってきましたね~期待して応援しましょう! 今日の映画は、公開時に東京浅草で観ております その後、テレビとレンタルで一度づつ。秀作の多い、今の日本映画と見比べるのもいいと思いますよ! ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「鬼龍院花子の生涯」 1982年/日本(146分) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 宮尾登美子原作の、大正、昭和の時代を駆け抜けた任侠、鬼龍院政五郎とその娘、花子の波乱万丈の生涯を描いた作品 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <監督> 五社英雄 亡くなられてすでに20年以上たっているにもかかわらず、根強い人気の監督です!
記事詳細 【あの日から35年 夏目雅子という大輪】鬼龍院花子の生涯 一世を風靡した「なめたらいかんぜよ!」 (1/2ページ) 今年、没後35年を迎えた女優、夏目雅子。彼女の代表作をしのんでみようと思う。 ◇ 宮尾登美子の長編小説が原作の『鬼龍院花子の生涯』。宮尾の父は花街の置き屋の紹介人だった。そのためたくさんの日記などを書き残していた。その数14冊。中にやがて小説の主人公となる鬼頭良之助こと森田良吉の名があった。宮尾によれば、当時まだ森田本人が生存し、取材にはとても協力的だったという。 『別冊文藝春秋』に連載され評判になった。高知で大正・昭和を生きた侠客の林田恒吉=鬼龍院政五郎(通称・鬼政)とその娘、花子の波乱に満ちた生涯を、養女の松恵の目を通して書かれた50年というスタイルを取っている。 何といっても松恵を演じる夏目が劇中でたんかを切る「なめたらいかんぜよ!」という有名なセリフが一世を風靡(ふうび)した。第25回ブルーリボン賞で主演女優賞に輝いた。 本作の誕生には笑える秘話がある。当時東映の社長だった岡田茂は女性もターゲットにした映画が作れないかと思案していた。そこへ梶芽衣子が「私が主演、増村保造監督で撮れないか」と売り込んできたのが『鬼龍院花子の生涯』だった。
鳥類は、私たち人間の身近で生活している代表的な野生動物です。 カラスやスズメを見ない日は無いほどです。 そんな鳥たちの中でも、危険性の高い鳥、というと、主に猛禽類を思い浮かべるかもしれませんが、世界で最も危険な鳥として、ギネスブックにも紹介されたことがあるのが「ヒクイドリ」なんです。 と言っても、日本に生息しているわけではないので安心して下さい。 今回は、この 世界NO1の危険な鳥ヒクイドリ について、詳しく見ていきましょう。 スポンサードリンク ヒクイドリってどんな鳥?
0 out of 5 stars 原作か映画か Verified purchase 原作とは全く違うとは聞いていたが 本当に全く違う 花子の知恵遅れ感も薄い どちらを先に見ても えー…となる 5 people found this helpful 5. 0 out of 5 stars 幼いころに観たけど改めて観るとなかなかしっかり作られている。 Verified purchase 岩下志麻の若かりし頃、ものすごく美しい。セリフ少ないけど重厚感ある。夏木マリもいいですね~最近ああいう悪役のできる女優さんなかなかいないからな。 夏目雅子は、やっぱり違うわ。怪しげな美しさ。あの演技に完璧に引き込まれる もう一度みようっと。 5 people found this helpful タラク Reviewed in Japan on November 21, 2019 4. 0 out of 5 stars 本当は極道の娘で本気出すと怖い Verified purchase 今は亡き夏目雅子の作品、惜しい方を亡くしました。 Doctor X Reviewed in Japan on February 20, 2016 4. 0 out of 5 stars 昔テレビかなんかで観ました Verified purchase 改めて観直しましたが、夏目雅子の美しさと仲代達矢の鬼気迫る演技に圧倒されました。 One person found this helpful See all reviews
作品トップ 特集 インタビュー ニュース 評論 フォトギャラリー レビュー 動画配信検索 DVD・ブルーレイ Check-inユーザー 5. 0 夏目雅子観音様 2020年6月23日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル 東映のヤクザ映画ではあるが、原作が宮尾登美子、監督が五社英雄、そしてなんといってもヒロインの夏目雅子が素晴らしく、文芸大作となった。 土佐の侠客(仲代達矢)に養女としてもらわれた松恵(仙道敦子、後に夏目雅子)が、強烈な義母(岩下志麻)の影響を受けて育つ。 もらわれてすぐに、お妾さんとの間に娘の花子が生まれ、少し生きやすくなる。 女優陣の存在感は半端なく、なかでも夏目雅子は決め台詞がドンピシャ、代表作となった。 「鬼龍院花子の生涯」のレビューを書く 「鬼龍院花子の生涯」のレビュー一覧へ(全16件) @eigacomをフォロー シェア 「鬼龍院花子の生涯」の作品トップへ 鬼龍院花子の生涯 作品トップ 映画館を探す 予告編・動画 特集 インタビュー ニュース 評論 フォトギャラリー レビュー DVD・ブルーレイ